引き出しの中のメモ帳

邪眼と書いてよこしままなこと読め(((命令形

深淵の監視者 メイキング的云々

 こんちわ!おひさです。横島マナコです。

 前回は去年の11月か……。4ヶ月も経ってるんですねえ。

 前回の記事に書いたように12月には無事職を辞して現在は漫画のアシスタントをしております。

 絵のお仕事ほしい。くれ。

 

 今回はこんな絵を描いたし、途中経過がDiscordの作業サーバーに残っていたのでせっかくだしまとめるかあ~的なやつです。
 後からあれめっちゃうまく描けてたのに描き方わからんみたいなことになったときの備忘録的な意味合いも有り。

 フロムソフトウェアのゲーム、DARK SOULS3に登場するボス「深淵の監視者」です。 

 DARK SOULS3が5周年だったとのことなので、前々から描いてみたかった深淵の監視者でも描くか!と重い筆を取りました。

 こいつの背中の資料が全然ないので何度もムービーを再生しては止めてを繰り返したのが一番大変だった。 

 

・ラフ

 ダクソはリアル寄りのデザインのものが多いのでなるべく線画じゃなくて色だけで形を取ります。

 (私の線画は基本線が太いのであまりリアルにならない)

・背景ラフ
 わざわざゲームを起動してスクショをしまくる。

・背景加筆

 ガッツリ暗くしてモヤを追加。

 くらいからこまかいところはかかなくてもいいのだ!

 角度とかデッサン狂いの調節はできる限りここらへんまでに済ませておく。

(効果を載せてからだと修正が面倒くさくなる)

・ライト1

 レイヤーモードはソフトライトだったかハードライトだったか、赤褐色で塗りつぶしたレイヤに水色で光を入れる。

・ライト2

 ボス撃破まではあちらこちらに立っているステージなので手前下方とキャラ奥から炎の光を追加。

 鎧は金属はハイライトと反射光を入れると急にそれぽくなるので一番楽しい所。

 ろうそくの光イメージなので鎧にぼんやり映っている光源は複数の点。

 足をようやく加筆。

・調節

 コントラストが弱く、全体的にぼんやりとした印象になっていたのでマントの赤や鎧のハイライトの彩度をあげる。

 鎧に地面のひび割れ質感を加工して乗せる。

 首がすぼまって見えたので頭の位置を調節した。

 大剣のディティールを加筆。

 この大剣本当はだいぶ大きいはずなのに下手なパースつけたせいで片手剣みたいなサイズに見えてしまっていてこの絵の中で一番納得がいっていない箇所ですね。

 正しい縮尺だったら多分こんなふうには見えてないし、手のデッサンも狂ってる。

・血糊

 モデルになったシーンも剣に血がついていたので加筆。

・加工

 ぼやっとしてたので全体のコントラストと彩度を上げた。

 奥から現れるプレイヤーの影が目立つように入り口の霧を強調する意味もあり全体もドラマチックになり一石二鳥。

 不死隊の死体(激ウマギャグ)を転がす。

 (実際このステージには大量に亡骸が転がっている)

 細かい火の粉や塵のようなものを飛ばす。

 上から差し込む白い光の筋をうっすら入れてライト1の光源を確保。

 

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完成!