ブログタイトルって毎回悩むんだけど結局適当に決めるよね。
うん。タイトルがなんかアレだけど気にしないでください。ええ。
今日は特に何もしてない。
ってか自分だらけ過ぎな気が……。
い、いや、落書きはしてたけど……。
構図とか考える習慣つけてないと全然浮かんでこないんですよね。
これから考えるようにしないと……。
今日ホントに書くこと無いぞ? あれ?
あ、明日英単語の小テストあるけど大して覚えようとしてないから全く出来る気がしない(クソ)。
しいて言うなら以前からちょこちょこ読んでいた『虎よ!虎よ!』をちょこっと読み進めたくらいですかね。
表紙がかっこいいんですよね~。
なんというか青系の色彩で冷たい感じもするんですが、その中にフォイルの怒りや何やらが燻っていて、「落ち着け、冷静になれ」と自分に言い聞かせているフォイルそのものって感じでとても好きです。
あ、フォイルっていうのはこの作品の主人公のことです。
はじめの方は結構激高しやすい性格だったんですけど話が進むにつれて自分を制御できるようになっていく様子は厨二心をくすぐられます。
作品ジャンルはSF。
なんというか、SFなのに、怒りや妄執などといった感情の途方も無い熱量を感じさせる話です。
ついつい引きずり込まれるのでコレ読んだ後に文章(創作とか話とか)を書くのは控えましょう。文体が引っ張られます←。
SFって皆が皆、無機質というかスタイリッシュな話では無いんだなーというのがコレを読んだ感想です。
とにかく熱い。暑苦しくてドロドロしていて薄汚い(褒め言葉)。
この作品の作者さんであるアルフレッド・ベスターさんはどうやらスーパーマンなどのライターをしていたらしく、確かに内容はアメコミっぽさが結構あります。
なんというかウルヴァリンっぽさをちょっと感じました()。
……まあ、スーパーマンはDCコミックスで、ウルヴァリンはマーベル・コミックなのでぜんぜん違うんですけどね。
(あ、そういえば主人公が『サイボーグ009』の加速装置っぽい機能手に入れてたな……。)
若干ネタバレ含むので反転。
話が脱線しましたが、この作品は確かアニメ『岩窟王』の監督(?)だかがホントはこっちをアニメ化したかったけど著作権(?)などの関係でそれがかなわず、結局この作品のモデルになった(?)だとかいう『モンテ・クリスト伯』をアニメ化した、というような話を何処かで見かけて買った本だったと思います(色々うろ覚え)。
確かに今思えば、アニメ『岩窟王』の大筋は『モンテ・クリスト伯』でしたが、細かい部分では『虎よ!虎よ!』っぽい感じが出ていました。
人類が宇宙を旅行できるほどに科学力を発展させていたりする所は本当に『虎よ!虎よ!』っぽい感じです。
さっきからっぽい感じって言葉使いまくってるんだけど……自分の語彙のなさに絶望します。
『モンテ・クリスト伯』はアレクサンドル・デュマ(かの有名な『三銃士』の作者です)の作品であり、ナポレオンが失脚した頃の、言ってしまえばフランスの時代小説です。
そしてエドモン・ダンテスという一人の船乗りの復讐譚でもある。
まあ何が言いたいかというと、『虎よ!虎よ!』の主人公であるガリー・フォイルも大宇宙を掛ける宇宙船の船員(ある意味で船乗り)であり、とある出来事によって復讐を誓う、といったような話が展開されるってことです。
先程も述べたように、この『虎よ!虎よ!』は『モンテ・クリスト伯』にインスピレーションを受けて作成された話らしいので、復讐譚であるということは共通しています。
私も復讐譚書きたいんじゃ~~~!!
っと、それはともかく。
ここからガリー・フォイルの性格についてちょっとだけネタバレ(?)です。
『虎よ、虎よ』は邦訳本ということで言い回しがくどかったりなんだかんだと読みにくいのが玉に瑕なんですが、主人公のガリー・フォイルは結構好き、と言うか私の創作の主人公達は設定を詰めていく課程で大抵こんな感じの偏執やら狂気やらを宿すようになるのでめちゃくちゃ好きなタイプの主人公です(多分)。
狂人キャラは良いよね(暗黒微笑)。
猛り狂う感情を普段は強靭な意志で無理やりねじ伏せているけどふとした拍子に暴発する人とか大好物なんだよなあ。
私のキャラだとアンタレスとかアルノルトとかがそんな感じでしょうかね。
いや、アンタレスはちょっと違うか。
(邪眼創作キャラ知らない人からしたら全くわからない事請け合いだね←)
ここまで語っておいてなんですが、私まだ『虎よ!虎よ!』は読了していないのでこれからもチマチマ読んでいこうと思います。
……ただ、ページをパラパラとめくっていたらなんだかとんでもないページが出てきてぶったまげたんだよなぁ。
あの、字がうねっていたり円を書いていたりとものすごいページが……。うん。
一時期今時のラノベやべえって感じの画像として回ってきていたようなものに酷似した感じのレイアウトが……、その、ありまして。
ラノベじゃなくてもあったよ! わーい!!! (?????)
ま、まあ、話自体は普通におもしろいです。はい。
おっと、もう日付が変わってしまったので寝なければ……。
おやすみなさい!